【元自衛官が語る】自衛隊に入隊を考えている方へ
本日は、
・自衛隊への入隊を考えている方へ
・入隊から3ヶ月【前期教育】
・前期教育後の3ヶ月【後期教育】
上記の3項目について解説していきたいと思います。
【自衛隊への入隊を考えている方へ】
2018年より自衛官の採用年齢が引き上がり18歳〜32歳になりました。
「人生このままで良いのか、、、」
「なにか誇れる仕事がしたい、、！」
といった高い志をもって入隊する人もいれば、とりあえず働こうと思って入隊を決める人もいます。
しかし、あなたがたとえ後者だとしても一切問題ありません。
自衛隊で求められるのは「諦めない心」です。
これは本当で、自衛隊は自分から「辞める」と言わない限り、出来るまで仲間が支えてくれます。
仮に助けない人がいたら教官に指導されるのはその人です。
出来ないからといって怒られることはありませんが、出来ない人を支えない隊員はしっかりと指導を受け助け合いの心を植え付けられます。
そうしてたった3ヶ月の前期教育を終えた頃には班員全員が人生の仲間になってます。
・人間として成長したい
・一生仲間を作りたい
こんな方には自衛隊の入隊をお勧めします。
一方で
キツイのは嫌だ
と言う方にはお勧めしません、、、
【〜入隊から3ヶ月 前期教育】
入隊を決めたらいよいよ前期教育を行う駐屯地に向かいます。
それぞれ同じ地本から募集した人々が集まり、公共交通機関で向かいます。
その際の交通費は後日、自衛隊から支払われます。
前期教育の内容は大まかに
・基本教練
・射撃
・戦闘訓練
上記の3つです。
その中でも戦闘訓練は3ヶ月の教育の最後の集大成です。
泥まみれの地面に顔面を擦り付けて匍匐前進して、敵の陣地を奪取します。
最後の訓練を終えたあとは最高の達成感に満たされます。
【〜前期教育がおわり後期教育へ】
後期教育では、3ヶ月間辛い訓練を共にしてきた同期と分かれてそれぞれの部隊に配属されます。
前期教育で独自の適性検査を受けます。
その結果と本人の希望を照らし合わせて、自分がどの職種にいくかを決めます。
そうして、
・普通科
・機甲科
・野戦特科
・高射特科
・情報科
・施設科
・通信科
・武器科
・需品科
・輸送科
・化学科
・警務科
・会計科
・衛生科
・音楽科
上記の18種の職種に振り分けられ、それぞれの業務に関する教育を受けます。
【まとめ】
自衛隊はとてつもなく辛いというイメージを持っている方が沢山いらっしゃると思いますが、個人的には全くそう思いません。
自衛隊を一度やめて社会に出たが、一般企業に勤める方がしんどくて自衛隊に帰ってくる人が沢山います。
また、質問等ございましたら可能な限り答えていくのでコメント欄にてお願いします。
